Androidのドキュメントを参考に、定番のHelloWorldアプリケーションのEclipseでの作成手順を説明する。
環境構築はこちらを参照。
Eclipseでプロジェクトを作成する。
[ファイル] - [新規] - [プロジェクト] 選択
[Android プロジェクト]を選択して、[次へ]ボタンクリック。
続いて、プロジェクト情報の入力を行う。
項目 | 入力値 |
---|---|
プロジェクト名 | HelloWorld |
ターゲット名 | Android 2.0.1選択(環境設定でインストールしたAPIを選択) |
アプリケーション名 | HelloWorld |
パッケージ名 | com.android.example |
Create Activity | HelloWorld |
Min SDK Version | 6(選択したターゲットのAPI Levelと同じ数値) |
これでプロジェクトの作成が完了した。
もし、ようこそ画面のままなら、下記画面のように[ワークベンチ]をクリックする。
下記はプロジェクト作成後の画面。
ソースファイルは自動生成されている。
画面左のプロジェクトのツリーから、ソースファイル HelloWorld.java を開く。
ソースを下記コードに置き換える。(下記コードはAndroidドキュメントのサンプルコードを一部修正して使用している)
package com.android.example; import android.app.Activity; import android.os.Bundle; import android.widget.TextView; public class HelloWorld extends Activity { /** Called when the activity is first created. */ @Override public void onCreate(Bundle savedInstanceState) { super.onCreate(savedInstanceState); TextView tv = new TextView(this); tv.setText("Hello, World"); setContentView(tv); } }
[Android アプリケーション]を選択して[OK]ボタンクリック。
AVD(Android Virtual Devices)がない場合は下の画面が出る。その場合は[はい]ボタンクリック。
[Virtual Devices]を選択して[新規]ボタンクリック。
AVD作成のための情報入力を行う。
項目 | 入力値 |
---|---|
名前 | 適当な名前(my_avd など) |
ターゲット | Android 2.0.1 - API Level 6選択(環境設定でインストールしたAPIを選択) |
作成に成功したことを示すダイアログが表示されるので、[OK]ボタンクリック。
元のダイアログの「開始」ボタンをクリックする。
Androidエミュレータの起動が始まるので、[×]ボタンなどをクリックしてダイアログを閉じる。
下の画面が出たら、[Choose a running Android device]を選択(作成したAVDが選択されているはず)して、[OK]ボタンクリック。
Androidエミュレータの起動が始まるが、それなりに時間がかかるので待つ。
起動に成功すると次のような画面が表示される。(バージョンにより画面は異なる)
画面右側の[menu] ボタンを押すと作成したアプリケーションが起動する。